「Forty Four」と言えばブルースのスタンダードナンバーだが、今のぼくの年齢も44だ。
「Forty Four」って良い響きだな。
今気付いたけど、ぼくはどうも同じ数字が並ぶのが好きなようだ。
もし、ぼくが44年後に生きていれば、「Rocket 88」というタイトルでブログを書こうと、ふと思いつく。
その頃には宇宙船に乗って、月と地球を行き来できるようになっていると良いな。
月に向って吠える狼のイラストが印象的なジャケットのハウリン・ウルフのアルバム、
『Moanin’ in the Moonlight』にも「Forty Four」は収録されている。
ブルースを聴き始めた高校生の頃にこの「Forty Four」を初めて聴いた時は
強烈なインパクトのヴォーカルと力強いサウンドに痺れたものだった。
今聴いても、初めて聴いた時のインパクトは少しも薄れてはいない。
いつの日か月に行って、遠くで青く輝く地球をぼーっと眺めながら、お酒を飲んでみたいな。
たまらない孤独感に襲われ、月に吠える狼のように、ぼくも吠えてしまうだろうか。