先日、親戚のおじさんの四十九日法要に行ってきた。
ぼくに物心が付き始めた頃は親戚付き合いもあったのだけれど、大きくなってからは付き合いがなかったので
家族には黙っていたけど、実を言うとそのおじさんのことは憶えていない。
お坊さんがお経を唱えている間、ぼくは自分が死んだ後のことを色々考えていた。
予定ではあと30年は生きるつもりだけど、今から自分が考えていることを家族に伝えておくのも悪くないな、なんて思ったりして。
いや、大したことを考えているわけじゃなくて、例えば
「葬式でお経なんか唱えてもらわなくていいから、代わりにこのCDをBGMに流してくれ」
っていう、かなりどうでもいいような事ばかりなんだけどね。